作=レオニード・マリューギン 訳=牧原 純 演出=丹野郁弓
2020年6月20日(土)~7月1日(水)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【『想い出のチェーホフ』6・7月公演中止のお知らせ】
緊急事態宣言の延長を受け、熟慮を重ねた結果、残念ながら6・7月公演『想い出のチェーホフ』の上演を中止させていただくことにいたします。お客さまと公演関係者の健康を守るため、充分な稽古時間が確保できないことなど総合的に判断いたしました。ご観劇をたのしみにしてくださっていたみなさまには心よりお詫び申し上げます。
なお今後の新型コロナウイルス感染症対応の状況によりますが、あらためて来年以降に上演の可能性を探っていきたいと考えています。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
劇団民藝後援会「民藝の仲間」会員のみなさまにおかれましては、会費の一部払い戻しを検討しています。詳細は次号(6月号)の月刊「民藝の仲間」等でお知らせいたします。これからもみなさまの変わらぬご支援ご声援をよろしくお願い申し上げます。 2020年5月11日 劇団民藝
『かもめ』『三人姉妹』『桜の園』など簡潔で抑制のつよい作劇で知られるチェーホフ。一方で、あふれるような思いを日々手紙に綴っていました。それら数多くの往復書簡を劇作家マリューギンが一篇の抒情詩のように構成。戯曲は1968年民藝初演。朗読劇形式による斬新な舞台構成とことばの美しさに感動が広がりました。初演に出演した奈良岡朋子に加え、樫山文枝、日色ともゑ、伊藤孝雄、小杉勇二、客演に篠田三郎さんを迎え、新たなキャスティングで魅力的な舞台をお届けします。
舞台は医学生チェーホフが生計のため小説を書き始めてから、戯曲『桜の園』を脱稿して死ぬまでの足跡を追う。俗物の兄アレクサンドルをたしなめ、妹マリヤの女友達ミジーノワとの悲恋にくれるチェーホフ。文豪ゴーリキーとの幸せな出会いや、女優クニッペルとの結婚と別居生活。その間、小説の中傷に怒り、流刑地サハリンの旅行で地獄を見、舞台の失敗・成功をくり返す。ユーモアと皮肉、怒りと悲しみ。人間チェーホフのにがい孤独と、観察者としての姿勢が真実を見つめた往復書簡からあかされて……。
アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ | 篠田三郎(客演) |
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アレクサンドル・パーヴロヴィチ・チェーホフ | 伊藤孝雄 |
アレクセイ・マクシモーヴィチ・ペシコーフ(マクシム・ゴーリキー) | 小杉勇二 |
リジヤ・スターへヴナ・ミジーノワ(リーカ) | 樫山文枝 |
マリヤ・パーヴロヴナ・チェーホフ | 日色ともゑ |
オリガ・レオナールドヴナ・クニッペル | 奈良岡朋子 |
装置 | 松岡 泉 |
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照明 | 前田照夫 |
衣裳 | 片野 光 |
効果 | 岩田直行 |
舞台監督 | 藤澤 徹 |
2020年6月20日(土)~7月1日(水) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(新宿南口)
6月 | 20 土 |
21 日 |
22 月 |
23 火 |
24 水 |
25 木 |
26 金 |
27 土 |
28 日 |
29 月 |
30 火 |
7月 | 1 水 |
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14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 演 |
★ | ☆ | ○ | 14:00 | ○ | |||
15:00 | ○ | 15:00 | |||||||||||
18:30 | ○ | ○ | 18:30 |
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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新宿 | 【公演中止】紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA | 2020年6月20日~7月1日 | 11回 | 劇団民藝 044-987-7711 |
計11回