作=小幡欣治 演出=丹野郁弓
2015年12月4日(金)~19日(土)
三越劇場
文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
三越劇場十二月劇団民藝公演
小幡戯曲の名作、再び―
“詩精神”支えた女性を温かなまなざしで人間味あふれる小幡欣治氏による民藝書き下ろし第2作、98年初演いらいの再演です。
「律は強情なれども純情に御座候。純情なれども向こう気甚だ強き女に御座候」と子規に悪しざまに言われながら、その兄を献身的に看病し続けた妹の律。
母八重とともに松山から上京、東京・下谷の根岸庵で子規を虜にした俳句の下調べや口述筆記をしながら兄を支えます。しかし子規は結核性カリエスにより34歳の若さで亡くなります。その後律は苦手で大嫌いであった裁縫を一生の仕事に選び、やがて正岡の家を継ぐべき養子をむかえるのですが……
正岡 律(子規の妹・のちに裁縫教師) | 中地美佐子 |
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正岡八重(律の母) | 奈良岡朋子 |
正岡子規(律の兄・俳人) | 齊藤尊史 |
正岡雅夫(律の養子) | 大中耀洋 |
子供時代の雅夫 | 菊地飛翔(立花演劇研究所) |
〃 | 吉田 湊(立花演劇研究所) |
衣川登代(子規の弟子) | 桜井明美 |
衣川謙一(登代の息子) | 吉田正朗 |
子供時代の謙一 | 渡邉陽来(立花演劇研究所) |
〃 | 壹岐尾玲音(立花演劇研究所) |
中堀貞五郎(律の前夫) | 横島 亘 |
河東碧梧桐(俳人) | 和田啓作 |
河東茂枝(その妻) | 前田真里衣 |
松尾慎吾(子規の弟子) | 名波十夢 |
中富(子規の弟子) | 大野裕生 |
袋井(子規の弟子) | 岩谷優志 |
お源(魚屋の内儀) | 大越弥生 |
大龍寺住職 | 山梨光國 |
里枝(裁縫塾の生徒) | 大黒谷まい |
あや(裁縫塾の生徒) | 吉田千夏 |
けい(裁縫塾の生徒) | 望月香奈 |
くに子(裁縫塾の生徒) | 竹本瞳子 |
女学生 | 榊乃つぐみ |
装置 | 勝野英雄 |
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照明 | 前田照夫 |
衣裳 | 内藤政則 |
音楽 | 池辺晋一郎 |
効果 | 岩田直行 |
舞台監督 | 中島裕一郎 |
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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東京 | 三越劇場 | 2015年12月4日~12月19日 | 16回 | 劇団民藝 |
計16回