作=木下順二 演出=内山 鶉
2010年1月22日(金)~2月9日(火)
俳優座劇場
ポーランドのテレビ・ドラマをもとに、<芸術家の運命>について書き下ろした木下順二、衝撃の現代劇。1991年に滝沢修主演で初演、97年からは大滝秀治が巨匠役を演じる。
ある人気俳優がシェイクスピアの『マクベス』を演じようとしています。もうすぐ幕があくという初日の楽屋。ある演技をめぐる演出家との議論に、俳優は20年前の出来事を語ります。1944年、ドイツ占領下でのワルシャワ蜂起も制圧され、小学校の教室に5人の男女がひそんでいた。そこへゲシュタポが現れ、ゆうべの鉄道爆破への報復に4人の知識人を銃殺するという。旅役者だという老優は、簿記係の身分証明書をもっていたため除外される。しかし老人は、自分が俳優であることを証明するためにマクベスのモノローグを朗誦するのだった……。
A | 水谷貞雄 |
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俳優 | 千葉茂則 |
老人 | 大滝秀治 |
女教師 | 塩屋洋子 |
前町長 | 梅野泰靖 |
ピアニスト | みやざこ夏穂 |
医師 | 内藤安彦 |
ゲシュタポ | 鈴木 智 |
通訳 | 安田正利 |
兵士たち | 山本哲也 |
〃 | 塩田泰久 |
避難民たち | 大場 泉 |
〃 | 梶野 稔 |
〃 | 児玉武彦 |
〃 | 早川祐輔 |
〃 | 本廣真吾 |
〃 | 庄司まり |
〃 | 新澤 泉 |
〃 | 大黒谷まい |
美術 | 勝野英雄 |
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照明 | 沢田祐二 |
衣裳 | 緒方規矩子 |
効果 | 岩田直行 |
舞台監督 | 兒玉庸策 |