2007年上演作品

沖縄

作=木下順二 演出=兒玉庸策

2007年4月7日(土)~18日(水)
紀伊國屋サザンシアター

あらすじ

敗戦から15年目めの夏。青いトロリとした海。小さな離島にアメリカ軍施設のための土地収用の噂が流れてきた・・・。 安保闘争で揺れる日本。1963年に上演された衝撃の問題作『沖縄』。沖縄の歴史は薩摩藩、日本本土、アメリカ軍の搾取と圧政のもとに置かれた歴史だった。木下順二は沖縄に対する日本人の原罪意識を心の奥底に、ツカサ(神女)の娘・波平 秀を主人公として書き下ろした。初演は山本安英とぶどうの会。生前のご許可をいただいたこのたびの民藝上演が、はからずも木下順二追悼公演となった。沖縄戦から62年。戦後日本の「平和」を考えるとき、沖縄の現在はいまも深く新しい問いをわたしたちに突きつけている。

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配役

波平 秀日色ともゑ
喜屋武朝元境 賢一
玉城昌盛吉岡扶敏
垣花シズ加藤絹子
山野武吉杉本孝次
けい(その妻)中地美佐子
伊原野正善内田潤一郎
喜屋武朝幸(朝元の父)安田正利
よし(朝元の母)有安多佳子
はな(朝元の妹)大崎さおり
新垣すえ若杉 民
老女田畑ゆり
青年団の男女貞永 淳
 〃 和田啓作
 〃 細川あゆみ
 〃 河村理恵子
踊る村人小杉勇二
 〃 武藤兼治
 〃 高野 大
 〃 今泉 悠
 〃 北田浩之
 〃 児玉武彦
 〃 岡山 甫
 〃 吉田正朗
 〃 花村さやか
 〃 藤田麻衣子
 〃 藤巻るも
 〃 上條和佳奈

スタッフ

装置島 次郎
照明尾藤俊治
衣裳前田文子
効果岩田直行
舞台監督中島裕一郎
踊り指導児玉洋子
 〃 児玉由利子