原題=Visiting Mr. Green
作=ジェフ・バロン 訳=平川大作 演出=兒玉庸策
2006年7月21日(金)~25日(火)
劇団民藝稽古場
場所はニューヨークの古びたアパート。主のグリーン氏は、ユダヤ教の律法を厳格に守っている八十歳を過ぎた老人。だが、最愛の妻に先だたれてからは、世間から逃避し、部屋は荒れ放題、食事も満足にとっていないらしい。
大企業の管理職として有能な青年ロスは、軽い交通事故の罰として裁判所で民生委員の仕事を命じられグリーン老人のもとへ食料品を届けにやってくる。老人と、同じくユダヤ人である若手エリートのチグハグな関係が、毎週木曜日につづいてゆく。
彼らははじめお互いを否定するが、次第に認め合い、心を開いてゆく。
グリーン老人には、音信不通の子供がいるらしいし、青年ロスは世間に知られたくない大きな秘密があるらしい。そしてその秘密をロスは、グリーン老人に告白する…。
グリーン氏 | 里居正美 |
---|---|
ロス・ガーディナー | 小杉勇二 |
装置 | 深川絵美 |
---|---|
照明 | 前田照夫 |
効果 | 大貫ちひろ |
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
---|---|---|---|---|
川崎 | 劇団民藝稽古場 | 2006年7月21日~25日 | 5回 | 劇団民藝 044-987-7711 |
計5回