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訃報:劇団民藝演出部の兒玉庸策が永眠しました。

2020年1月30日



劇団民藝演出部の演出家、兒玉庸策(こだま・ようさく、本名)が、1月26日(日)午後12時44分に千葉県松戸市内の病院で脳梗塞のため逝去しました。82歳でした。1月30日に家族のみで密葬されました。喪主は兄の兒玉東策(とうさく)さん。

お別れの会を後日行います。

お問い合わせは劇団民藝へお願い致します。

ここに謹んでお知らせ致します。

 

兒玉庸策 略歴

劇団民藝演出家。1938年1月16日生まれ。愛媛県出身。明治学院大学卒。1961年劇団民藝俳優教室に入り、民藝研究生をへて、65年に劇団民藝の劇団員となる。初演出作品は74年の金芝河作『蜚語(ひご)』。80年から81年に文化庁芸術家在外研修員としてイギリスへ留学。
近年の演出作品は小山祐士作『二人だけの舞踏会』(99)、小幡欣治作『かの子かんのん』(2000~03)、渡邊一功作『White Phase』(03)、アーサー・ミラー作『橋からの眺め』(06)、木下順二作『沖縄』(07、木下順二追悼公演)、アーサー・ミラー作『プライス―代償―』(08)、三好十郎作『峯の雪』(10)、ウィリアム・インジ作『帰れ、いとしのシーバ』(11)、宮本研作『うしろ姿のしぐれてゆくか』、小山祐士作『冬の花 ―ヒロシマのこころ―』(12)、相良敦子作『無欲の人―熊谷守一物語―』、佐野洋子原作・小池倫代脚本『シズコさん』(14)、リー・ホール作『炭鉱の絵描きたち』(16)、ナガイヒデミ作『送り火』(17)、木下順二作『神と人とのあいだ 第一部 審判』(18)。

演出をつとめる2月公演『白い花』の稽古中でしたが、演出助手の丹野郁弓が引き継ぎ予定通り上演致します。

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