2018年7月18日
劇団民藝演技部の鈴木智が、7月10日に永眠いたしました。84歳でした。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします。
鈴木智 略歴
1934年6月7日生まれ。宮城県出身。54年に劇団民藝水品演劇研究所に入り、劇団民藝俳優教室を経て、64年に劇団員になる。初舞台は『遠い凱歌』(56年)。
民藝での主演作は68年『斬られの仙太』真壁の仙太郎役、80・81年『夜明け前』(第一部、第二部)青山半蔵役、2010年『どろんどろん −裏版「四谷怪談」−』長谷川勘兵衛役など。最後の舞台は2013年4月、木下順二作『夏・南方のローマンス』(『神と人とのあいだ』第二部)参謀。
主な舞台 1968年『島』栗原学、『斬られの仙太』真壁の仙太郎、71年『星の牧場』イシザワ・モミイチ、74年『櫻の園』ヤーシャ、80・81年『夜明け前』(第一部、第二部)青山半蔵、86年『るつぼ』トマス・パトナム、87年『夏・南方のローマンス』参謀、93年『粉本楢山節考』辰平、96年『壊れたガラス』フィリップ・ゲルバーグ、『波のまにまに お吉』鶴松、98年『どちらの側に立つか』アーノルド少佐、2000年『オットーと呼ばれる日本人』ジョンスンと呼ばれるドイツ人、02年『アルベルト・シュペーア』アドルフ・ヒトラー、2004・10年『巨匠』ゲシュタポ、05年『火山灰地』(第一部・第二部)唐沢克己、2006年『審判』首席検察官、07年『坐漁荘の人びと』谷村弥十郎、2010年『どろんどろん −裏版「四谷怪談」−』長谷川勘兵衛、12年『冬の花 −ヒロシマのこころ−』門田仙吉、13年『夏・南方のローマンス』参謀など多数。
劇団外では兵庫県立ピッコロ劇団公演『わたしの夢は舞う ~會津八一博士の恋~』に會津八一役で主演。
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